明けましておめでとうございます。
大変ご無沙汰いたしております。
ホームページを全面リニューアルいたしまして、本日アップロードいたしました。引き続きこちらでどうぞよろしくお願いいたします。
少しビジュアルを強めました。15年前にホームページを始めた時とはIT環境も変わり、コミュニケーションの形も大きく変わりましたね。
法律の改定も進み、趣味でありながらも販売には免許が必要になりました。さらに対面販売なった事で、世に出る鳥の数が減っているのは事実でしょうか。良い面と悪い面があるように感じます。
私は仕事の比率が高まり、鳥の部分はだいぶ縮小されました。然しながら、鳥が居ない生活も考えにくく、細々と飼育を続けております。
インコブームが来ていると聞きます。ほんの15年前は大きなブームだったように思います。またインコのブームが来ると良いですね。飼い鳥文化の成熟を目指して、みんなで楽しみながら楽しく進みましょうよ。
写真の子はホオミドリアカオウロコインコのターコイズバイオレットのダブルファクターと思われます。販売時はバイオレット・イン・ブルーとの名称ですが、一般的にはターコイズバイオレットなのでしょう。
コザクラインコの繁殖も始めまして、今育っている雛はピュアホワイトとターコイズバイオレットオパーリンかと思います。
最近、ピュアホワイトと称しながら、黄色い羽根が混じって入りする場合がありますが、さて、ピュアホワイトとは何者かとずっと思っていました。
答えは書籍「THE ENCYCLOPEDIA OF AGAPORNIS」に書かれていました。
double violet DD turquoise ino(white faced double dark double violet ino )とあります。と言うことは、これはモーブなんですね。何故か海外からは♂にはコバルトバイオレット/イノのオスが勧められるらしいですが、本来ならモーブが近道なわけです。
ホワイトが生まれたけど換羽で黄色い色が入ってきたと良く聞きます。これはもうすでにピュアホワイトではないわけです。ですから、ピュアホワイトのペアが購入できない場合は、
♂ ホワイトフェイスモーブバイオレットダブルファクター/イノ
♀ ピュアホワイト
であればピュアホワイトが50%生まれます。でも問題が。バイオレットのダブルファクターの部分をどのように目で見て判断出来るのでしょうか。モーブバイオレットとモーブバイオレットダブルファクターの違いを分かる人はどれだけ居るのでしょうか。多分そこが問題です。遺伝確率からするとピュアホワイトのペアを購入するのが一番安いと思うのですが。
因みに♂コバルトバイオレットシングルファクター/イノと♀ピュアホワイトの組み合わせでピュアホワイトが生まれる確率は12.5%しか無いのです。逆に言うと87.5%は欲しい鳥が生まれません。費用対効果ではピュアホワイトのペアが一番安いでしょう。
そんな訳で、この子もピュアホワイトかどうかはわかりません。黄色い羽根は今のところ皆無ですが。
DNA鑑定も出してあるのですが、どうかオスでありますように。