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コザクラインコ レッドサフュージョン


松茸もフグも食べちゃったから、年末に向けて何を楽しみに生きていけば良いのか分からない今日この頃、皆様如何お過ごしですか?

鳥は1年で何歳の歳を取るのか、てなことを考えてみましたが、寿命の違いがあるから、コザクラで考えてみました。ところどころ厳密じゃないので勘弁してね。

繁殖可能年齢が人間18歳、コザクラ8ヶ月とすると、コザクラは1年で27歳になります。繁殖可能年齢を人間45歳、コザクラ4歳とすると、1年で6歳の歳を取る事になります。だからコザクラは2年で33歳、3年で39歳、4年で45歳になります。10年生きたら81歳、15年生きたら111歳です。まあ、多少の誤差はあるにしても、大筋そんなものじゃないですかね?

ブリーダーはコザクラの繁殖を2年で止めると聞きます。健康な雛を求めるには適切な事なのでしょう。

なんでそんなことを考えたかというと、ペア組みの時の年齢差について考えたからです。我家では極力生後3ヶ月以内の鳥同士組み合わせます。性別鑑定をして、独餌直後からペア飼いします。もし、1年の年齢差があると27歳差が出ます。2年で33歳です。もう。カトちゃん並みです。さあ、その年齢差で繁殖を考えますか?ってな事です。

最も3歳と1歳の鳥の年齢差は12

さて、コザクラインコにはレッドサフュージョン RED SUFFUSION という種がいます。

赤いコザクラは肝機能障害の結果であると言われることが多く、確かにスポット的に赤い羽根が出ている鳥は、そうなのかもしれません。しかし、この写真の子のように、生まれた時から赤い羽根を持つ個体が果たしてそうなのか、自分でも確かめたくなりまして購入してみました。

実際に手元に置いたのは初めてですから、よくよく観察しています。

特徴として、

・赤の色素は全身に及ぶ。

・ブルー系(腰のコバルト)には乗っていない。

・グリーン部分は赤が乗り、銅色になっている。尾羽も夕焼けの様な赤みを持つ。

・風切り羽にも赤が入る。

・綿毛や産毛にも赤が入る。

・羽根はモーブの様な艶の無い、線状の羽根である。

・嘴はノーマル系の特徴を持つ。

・足には白抜けしている部分があり、完全なノーマルでは無い。

と観察しました。

さて、タイには真っ赤なコザクラインコが居ます。ノーマルコザクラの鉢巻の赤の部分が全身に及んでおり、腰と風切り羽根の先端が白抜けしています。

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さて、この鳥を構成する因子は何であるか考えましたが、出した結論は「red」という遺伝子がある前提で表記すると、レッドルチノーオパーリンではないかと仮定しました。理由は、赤の中でも鉢巻の赤が広範囲に及んでいる事。これはオパーリンで実現します。そして、銅色の羽根からグリーンを抜くにはイノである事。そう仮定するわけです。事実、一緒に写っているのはルチノーオパーリンです。

さて、レッドがダーク因子やバイオレット因子と同じように発言するとするならば、スプリットというものは存在しないことになります。すなわち、現物が居ないと増やす事が出来ない事になります。果たして、その予想は当たるのでしょうか。

下の子はノーマルレッドサフュージョン。体格は一般のコザクラと同程度。

下の写真は性別が分からないものの、鑑定の結果次第では相手になるルチノーオパーリン2羽。どちらかが相手になってくれると良いのですが。

コザクラのルチノーオパーリンはコザクラの中でもトップクラスに美しい鳥だと、個人的には思っています。12年位前、ルチノーオパーリンの存在を知り、某大手ショップの店長に輸入出来ないか尋ねたら、100万はするであろうと言われ、10メートルくらい驚きすぎてすっ飛んだことがありました。

下の写真は孵卵器孵化軍団です。孵卵器でも中止卵は出たり、孵卵器の中では乾燥が進みすぎたりで、6個のうちの3個が孵化して育っています。そのうち1羽は赤目なのでアメリカンシナモンオパーリンです。我家にとってはとても良い事です。

冬に向かうと中止卵が激増します。我家では卵を全て孵卵器に入れ、親には偽卵を抱かせます。孵化直前、写真のように中の雛が嘴打ちを初めてから巣箱に戻します。時には孵卵器の中で孵化してしまう場合もありますが、雛を巣箱に入れてもきちんと育てます。


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