世間はお盆休み真っ盛りで、実は私も10連休ですが、どうせ休みならば晴れろよと思っている今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか?
我家にもオキナインコが来ました。今のところ一番のお気に入りのルチノーです。
最初はオスを指定して購入しましたが、2羽目は雌雄無鑑別の鳥でしたが、鑑定の結果メスでしたので、
ペアとなりました。
ただ、オキナインコのルチノーには問題がありまして、伴性遺伝のルチノーと、常染色体劣性遺伝のルチノーの両方が存在します。国内ではそれを区別して販売している事例が無く、また、知識も普及していないように思います。そんな訳で、この2羽も分からないのです。
オスが常染色体劣性遺伝のルチノーで、メスが伴性遺伝のルチノーであると、生まれる子の羽根色ははすべてグリーンです。そんな可能性もあるのです。
さて、オキナインコは初めて飼育しますが、頭の良さを感じます。人に対する応答がどっしりしていて、ちょっとしたことじゃ人間を嫌いにならないので、落ち着いて接することができます。
また、言葉を覚えるのが早いので、ついつい名前を付けちゃいました。飼っている鳥では唯一です。オキ君とレモンちゃんです。恥ずかしいくらいの名前です。
オキナインコも色々なカラーが出ていますが、
私はとりわけルチノーが可愛いと思っていまして、
ルチノーを飼い始めました。
まだどちらも生後4か月以内ですが、
一般的にブルーと呼ばれている系統には、
ブルー、ターコイズ、アクアの3種類が存在します。
真っ白なアルビノを構成するのはブルーです。
クリームと称されているのはターコイズです。
このターコイズはオパーリンにするとグリーンがかったブルーで、ひときわ好きな色になります。
ターコイズオパーリンは綺麗ですよ。
他の因子としては、シナモン、パリッド、オパーリン、グレー、ダーク因子、イノ、ファロー、ダークアイドクリアーがいます。
まだバイオレットは存在していない様です。
海外のサイトでも発見することは出来ません。
コバルトバイオレットと称しているのは、コバルトです。
また、ホワイトフェイスとイエローフェイスが登場しました。
さて、オキナインコは上記の因子を組み合わせて新しい色を作っていく訳ですが、海外から入ってくる鳥は、遺伝がバレないように名前を付けてくるから困ったもんです。
スノーホワイトは多分ブルーパリッドイノオパーリンじゃないでしょうかね?
因子の組み合わせさえ分かればあとは簡単です。
お金とスペースさえあれば作れます。
パイナップルとか、バイオレットイングリーンとか、ピュアホワイトとか、スノーホワイトとか、
因子隠しのネーミングが多すぎですが、
一々明かしていたら、なんでも作られてしまいますから、海外のブリーダーが教えてくれないのも仕方ないですかね。
大規模なブリーダーから聞いた話ですが、
最近はインコの有精卵を輸入して、孵卵器で孵化させ、初生雛から挿餌で育てて販売しているのが増えているらしいです。
少し心配なのは、抱卵や育雛をしない鳥が増えないかですね。我家に残す鳥は完全に親に育てさせたりしていますから問題はありませんが、購入したマメルリハやホオミドリには抱卵、育雛をしない鳥が居ます。手乗り鳥としては良いですが、繁殖目的で買う場合は少し気にした方が良いかも知れませんね。
我家ダイリュートオパーリンですが、現在換羽で、少し気が立っていますが、とてもかわいいやつです。
しかし、半目の鳥の顔は意地悪顔です。
コザクラはすべての巣箱を外しておりますので、雛は居ませんが、秋になりましたら巣箱を設置して冬に備えたいと思います。
来年のブリーディンゲ体制は整いました。来年以降はオキナインコを1ペア増やして、あとは未定です。