地方できれいな景色を見る機会が多く、仕事なんかしてねーで写真撮りてーと思っている今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。
コザクラインコは最近流行っていないと言われ、そんなものかと思いつつも、やっばり可愛いから世界中の人がコザクラを飼わなくなっても、俺だけは飼い続けてやると心に誓っております。
ようやく下の2羽が50グラムを超えたので、同居させました。他の兄弟の下になりがちですが、自力で跳ね返せるようにはなっていますので安心です。ホオミドリは6羽程度はよく見る雛の数ですが、それ以上になるとすべて上手に育てるのは稀になると思います。今回は5羽を親が育て、3羽をコザクラが育てていました。
8羽になると挿餌に30分以上かかりますので、我家ではウォーマーを使用しています。最後まで温かい温度のまま挿餌が出来ます。湯煎なども試しましたし、電子レンジなども試しましたが、手間もかかるし、餌が糊状になったり、結局すぐ冷めたりで、保温が出来るこのウォーマーはお勧めですよ。もちろん頻繁に温度を確認しながら与える必要はあります。
お住まいは蘭用の温室にヒーターが入っており、サーモが付いていますので、温度と湿度はある程度コントロールできます。孵卵器の様には詳細の設定は出来ませんが十分です。夏場はあまり心配いりませんが、真冬の温度管理を心配しなくて良いのは助かります。具合の悪い鳥なども収納できます。
人間もそうなのですが、鳥も兄弟でも体格差が出ますね。ホオミドリはオスが大きく、比較するとメスは小さいです。それに加えて体格差も出ます。色によっても体格が異なります。珍しい色は近親交配で作られることが多く、その弊害かも知れません。ですから我々は遠回りしてでも体格の向上を目指さなければなりません。
挿餌をすると胸の綿毛を汚しますが、それは出来るだけ拭き取ったほうが良いかと思います。理由は羽根の生育に悪影響を与えるからです。巣箱内の様子を監視カメラで見ていますと、親鳥は相当の頻度で雛の羽繕いをしています。また、羽梢をほぐしている様子も見られます。そのようにして親は綺麗な体を維持しているのです。我家では汚れに関してウエットティッシュのノンアルコールタイプで入念に拭き取ります。
下の写真はパイオレットとバイオレットシナモンを並べてみました。左がバイオレット、右がバイオレットシナモンです。
好みが分かれるところですね。
下は2羽ともバイオレットシナモンです。この頃から顔が俄然可愛くなります。少し彩度が下がりますね。これが私にはたまらないのです。小桜もそうですが、バイオレット系や黄色系が好きです。
下は奥がバイオレット、手前がバイオレットシナモンです。
小桜も春の気候に同調するように産卵を開始しました。このペアは1歳未満のペアですが、2回目の繁殖です。4羽の雛を育てています。このペアは子育てがとても上手です。このペアは当方ではこれで繁殖を止めますので、希望者が居ればお譲りいたします。まだ子育て中ですので、子育てが終わってからになります。父親はルチノーオパーリン、メスはターコイズバイオレットSFアメリカンシナモンオパーリンです。きっと、すぐに繁殖しますよ。
雛の産毛でグリーン系かブルー系かは判断できます。グリーン系は産毛がオレンジ色で、ブルー系は白いのです。さらに綿毛になると写真のようにグリーン系は黄色、ブルー系は白になります。もちろんこれはオパーリンの場合です。産毛で分かるので、孵化直後に分かるのです。写真で分かるように、グリーン系2羽、ブルー系2羽ですね。